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山小屋③

第三弾アイキャッチ

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白馬鑓温泉小屋シリーズ第3弾!
今日は、小屋が建っていく様子をご紹介したいと思います。
小屋建て初日に従業員の寝床となる建物(シーズン中は3号館)を1棟建ててからは、約2週間ほどかけてどんどんとほかの建物を建てていきます。
2週間という期間で建てるのはかなりハイペースですけどね。
天気が悪いと作業ができないということもあるので大変です。
まずは、お客様が宿泊する建物2号館と食堂や受付のある本館!
冬の間、雪の中に眠っていた建物の材料を全部出します。
雪の中で傷んでしまった材料もあるので、傷んでいる材料は新しいものに取り換えます。
ヘリ荷揚げ
新しい材料や従業員の食材、燃料などはすべてヘリコプターを使って山の上まで上げます。
昔は、こういったものも人が担いで山を登っていたかと思うとすごいなと思います。
今でも、天候が悪いとヘリコプターが何日も飛べないこともあるので食材など必要なものを人が担いで山を登ったりすることもあるんですけどね。
話がそれましたが小屋建てのお話に戻ります。
小屋を建てるときまずは基礎がしっかりできているかチェックします。
雪の重みや落石などで基礎の部分が壊れていたり、ゆがんでいたりします。
また、地面の下を温泉が流れているため地面自体が沈んだりしていることもあります。
大工さんのプロの目でしっかりと建物の基礎を作り上げます。
小屋建て2号館
基礎ができあがれば、柱などを建てていくのですが、この作業が一番神経を使うそうです。
足場も少なく高いところに登って作業をするのは、ケガをするリスクも高まりますからね。
ケガをしてもすぐに病院というわけにはいかないので安全第一で絶対にケガしないようにやります。
実際に、私も建物の上に登らせていただきましたが建物の高さだけでなく、標高2100mの位置ですから足がすくみました。
小屋建て本館
天気にも作業内容が左右されるので屋根ができるまでは、本当に時間との勝負!
かなりハイペースで建物は出来上がっていくのですが、その中には小屋を壊すときのことも考えて色々な工夫もされていました。
まだまだ、小屋建ては続きますが今回はこの辺で…
露天風呂からご来光
本日最後の写真は、露天風呂からのご来光! 早起きして、温泉につかりながら見るご来光はたまらないです。
ではまた次回、お楽しみに!

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