梅雨を前に、残雪の北アルプス、西穂高の山に登ってきました。
暑すぎず、緑の気持ちいい時期で、天候もよく、最高の登山の機会に恵まれました。
今回は、新穂高ロープウェイで一気に標高2156メートルまで行きました。
体力を温存したまま、ある程度の標高まで連れて行ってくれるので、高所でいっぱい行動できるのですごくありがたいです。
まずは朝いちばんに第二ロープウェイのしらかば平駅から乗車しました。
ロープウェイの窓からは、北アルプスの周囲の壮大な山々をパノラマで見ることができます。
ロープウェイ山頂の西穂高口駅(2156メートル)に到着。
ここまでは手軽に来れるので、たくさんの観光客の人たちが大パノラマを楽しんでいました。
この駅で登山届を提出して、登山道へと向かいます。
登山道への道中には水芭蕉が咲いていました。
群生する水芭蕉。
登山道の入り口に到着。わくわくします。
登山道から西穂高山荘までは残雪が残っており、行程のほとんどは雪の上を歩いて行きました。
ほどなくして、西穂高山荘に到着。
いい環境のところに建っていますね。周りの絶景がすばらしい。写真後ろに映っている丸い山は焼岳。火山です。ほんの少しだけ噴煙が確認できました。
ここから、写真に映っている、ひときわ尖っているピークを目指します。
登っていく途中にはこれから咲く桜が。
当然だけど、それだけここは寒く、季節が遅いんですね。
山頂への道中の景色は天気が良くて本当に綺麗でした。山が本当にかっこいい。
こんな景色の中、山頂を目指します。景色が雄大すぎて、カメラに収まりきりません。
途中にある、まるーい山のピーク、丸山。そのまんまの、ストレートなネーミングです。
丸山を過ぎると、こんな感じに石がゴロゴロのところを登って行きます。
大小いろんな石がゴロゴロ。なんでこんなふうに、道みたいに石が連なるのでしょう。不思議ですね。
だんだんと山頂が近づいてきます。
西穂独標に到着しました。ものすごく綺麗な景色を見ることができました!ここで2701メートル。
そこから更に、隣に見えている、次のピークも目指してみました。
手前に映っているピーク、ピラミッドピークです。ひときわ高く、美しい!
これ見ちゃうと絶対にこのてっぺんに立ちたくなりますよね。
こんな岩場を、両手、両足を使ってよじ登ります。
足を滑らすとマジで危ないので、しっかりと体を確保しながら、集中力を切らさないように気をつけて登ります。
転げ落ちると死んでしまうかもしれません。大怪我間違いなし。これは上から下を見たところ。
こっちは下から上。
危険な登りを克服して、目指していたピラミッドピークに到達。2740メートル。
まだこの先に西穂高岳のピークがあるのですが、今日はこのピラミッドピークまで。こんどはこの次もいってみようかな。
こんな感じで、今回の山行は最高でした!