大阪の北部、能勢町にある、剣尾山(784メートル)に登ってきました。
近畿100名山、大阪50山の一つに数えられる山だそうです。
天候はあまり良くなく、道中から雨がちらほら降っていたんですが、小雨だったので登ることにしました。
能勢温泉のキャンプ場の近くに駐車して、トレイルに入りました。
大阪環状自然歩道の案内も。
しばらくはこんな感じで、よく整備されたトレイルを進みます。まずは、トレイルヘッドからすぐ近くの「行者山」を目指します。
ほどなくして、「巨岩があるなー!」と思っていると、この巨岩を初めに、巨岩が次々と現れるのでした。
しばらく進むと、巨岩に何やら彫ってある。
大日如来様坐像だそうです。神々しい姿が岩に彫られていました。見えるかな?
大日如来様は、梵名 がマハー・ヴァイローチャナと言われるそうで、虚空にあまねく存在するという真言密教の教主様だということです。(ウィキペディアより引用。)
道中には巨岩やお宮さん、お地蔵さんがあり、信仰を集める山だということを感じることができるコースでした。
しばらく行くと、東の覗き岩という岩の上から景色を見ることができました。
足元には能勢温泉の施設が見えます。(右下)
しばらく進むと、「風の峠」というところに到着。このあたりから残雪がちらほらでてきました。
そのまま登山道を行くと、ニホンジカの看板に遭遇。ここはニホンジカのコロニーがあり、そこいらに生息しているそう。
そういえば、少し登山道をそれると、シカのふんがたくさん落ちてました。
もうちょい行くと、六地蔵が並ぶ場所に到着。お地蔵さんそれぞれにせんべいや小銭がお供えしてあった。
だんだんと残雪が増えてきます。
この辺りは、月峰寺跡だということで、その昔、寺院があった名残がところどころに見られる。
そこから少し行くと、今日の目的地、剣尾山の頂上に到着します。天気が良いときは周囲の眺めがいいようなのですが、今日はあいにくの天気で、景色はぜんぜん見えずでした。
剣尾山の山頂に到着した後は、隣の横尾山をめざして歩き出しました。
これまでの道よりも歩きにくいトレイルが続きます。
土が濡れてヌルヌルしている箇所が多いので、滑らないように慎重に歩きます。
このあたりからガスも濃くなって、景色が更に悪くなりました。
そんなこんなで、剣尾山山頂から30分ほどで横尾山山頂に到着。
剣尾山と横尾山はほぼ同じ高さ。
かなり寒かったので、風をしのげる場所を見つけてお昼ごはん。
お昼ごはんはカレー鍋。極寒だったので、カレー鍋にして正解でした。体が温まる~
気温が低く、なかなか調理が進まないので、1つの雪平鍋にストーブを2個使い。
美味しくいただきました。
お腹もいっぱいになったところで、今日の目的の山3つを全部歩いたので、一気に下山します。
途中はシカの柵が張り巡らされている横を通ります。このあたりも、足元がヌルヌルして歩きにくかった。。
その後は岩があちこちにある、ちょっと楽しい小径をおりていきます。
そして、頂上広場に到着。
→の方向、さわがに広場という言葉を見て、さわがにハンターとしてはすごく行きたいのですが、今回はこっちに行かずに、能勢温泉のほうに降りることにしました。
このあたりからは案内板もたくさん設置されていて、トレイルも階段などよく手入れがされていて、すごく歩きやすくなっていました。
そして、能勢温泉横登山口(ゴール)に到着。
もちろん、能勢温泉に浸かって、温まって帰るのでした。
すごくポカポカする、いいお湯でした。
おしまい